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[単行本・最新刊

 

 

蜜と唾

光文社/2016年8月刊行/1300円+税

 

罪と罰。ツミとバツを裏返してミツとツバ。

4年ぶりに再会した年上の彼女は相変わらず、

うっとりするほどきれいだったが……。


リアリズムの名手、初の犯罪ミステリー

 

[Data]
# 2014年12月号~2016年4月号『小説宝石』に連載

# 2016年8月17日、光文社より刊行

# 装  丁 : 川上成夫

# 装  画 : 上原浩子(立体作品「森の声」)
# 編  集 : 大久保雄策


 

 

 

父よ、ロング・グッドバイ―男の

介護日誌

双葉社/2016年4月刊行/1400円+税

読み進めるのがつらいのに、本を閉じられない。

我が身を斬りながら「家族の晩年」を真っ向から

描いた作家の覚悟に、圧倒された。

             ―重松清氏、絶賛!

[Data]
# 書下ろし

# 2016年4月24日、双葉社より刊行

# 装  丁 : 四ッ谷憲二

# 装  画 : 山本ミノ
# 編  集 : 勝又眞由美(双葉社)

      : 北山公路(オフィス風屋)

残りの人生で、

 

 

今日がいちばん若い日

 

祥伝社/2015年2月刊行/1570円+税

 

できたらきみと生きていきたいーー

 

かつて、乾燥した木々がこすれ合って発火する山火事のような恋をした。

でも今、そんな熱さは、失われてしまった……。


リアリズムの名手が描く、大人の恋愛&家族小説

 

[Data]
# 2012年3月~2014年10月まで、2年半にわたって連載

  ( 『Feel Love』 2012年 15号~21号、及び 『小説NON』 2014年8月号~10月号)

# 2015年2月7日、祥伝社より刊行

# 装  丁 : 鈴木成一デザイン室

# 銅版画  : 西脇光重
# 編  集 : 牧野輝也(『Feel Love』編集長)

      : 保坂智宏(『小説NON』編集長)

      : 大沼貴英(祥伝社文芸出版部)
 

 

 

2015年2月18日「日本経済新聞」朝刊に

北上次郎氏による書評掲載

 

 

 

 

【付記】

 

『残りの人生で、今日がいちばん若い日』において、登場人物(百恵と菜摘)が、銀座の画廊で個展を鑑賞する場面(192~197頁)で、「泣けない」「私を忘れないで」「手負いの蕾」など9つの画題を文中で使用しましたが、それらは日本画家・ 阿部清子さんの画題をお借りしたものです。ここに明記しておきます。阿部さん、ありがとうございました。

 

小学4年生の菜摘は、4歳のときに両親が離婚し、父親に育てられています。
自分は母親に捨てられたという思いに苛まれますが、でも実際は、母親に関する記憶がほとんどないので、泣けない。泣くことさえできない。

そんな菜摘がある日、阿部清子さんの個展に行き、〈泣けない〉というタイトルのついた絵画作品を見て衝撃を受け、「泣けない」とつぶやきます。それからまた〈手負いの蕾〉というタイトルのついた絵画作品の前で、頬を紅潮させたまま、しばらく動けなくなる。母親にとても似ているように思われたからです。そんなふうに、この小説の中の重要なシーンに阿部清子さんの作品を使わせていただきました。

 

 

 

[文庫・最新

 

 

いつの日も泉は湧いている

小学館文庫/2016年9月刊行/670円+税

1969年、高校生も政治の季節を

懸命にば生きなければならなかった。

もっともよく闘った者が、もっと深く傷つく。

その「自己否定」の痛みこそが、

この小説をすぐれた青春小説にしている。

 

【巻末文庫解説】川本三郎(評論家)

[Data]

# 2016年9月11日、小学館文庫より刊行

# 装 丁:鈴木成一デザイン室

# 編 集:稲垣伸寿

表紙をクリックすると小説の詳細を表示します

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The wait is over. Fatal Secrets is over here! Thrilling and entertaining, like the experience on a crazy roller coaster.

The New York Times

 

Thrilling in the extreme, Fatal Secrets is a definite page-flipper.

The Washington Post

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